Revit Dynamo 基礎2(エレメント)

 各要素(エレメント)は一意の識別子であるエレメントID(Element ID)を持っています。エレメントIDは、Revit内で要素を特定するために使用されます。プロジェクト内のすべての要素には、エレメントIDがあり、自動的に整数値で生成され、要素が作成される際に割り当てられます。


エレメントIDは、特定の要素に対して一貫して固定されており、要素が削除された後も再利用されることはありません。そのため、エレメントIDを使用すると、特定の要素を正確に特定し、追跡することができます。


RevitのエレメントIDは、VPLや、API(Application Programming Interface)を使用してプログラム的にアクセスする際にも使用され、プログラムを使用すると、エレメントIDを使用して特定の要素を検索し、属性やパラメータの値を取得したり、要素を変更したりすることができます。


要素のエレメントIDは、Revitのデータモデリングやデータ管理において重要な役割を果たし、エレメントIDを使用することで、正確な要素の特定と追跡が可能になり、効率的な作業やデータの整合性が確保されます。


 


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